アデランスはこのほど、「新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うステイホーム期間中の髪に関する調査」を発表した。同調査は6月9日〜10日、全国の20〜60代の男女4,888人を対象に、インターネットで実施した。
外出自粛中に「髪」に関するストレスや問題を感じたか尋ねたところ、全体の56.7%が「感じた」と回答した。具体的にどのようなストレスであったか聞くと、男女ともに「髪が伸びすぎた」「白髪が目立つ」が多い。「ボリュームが出る/まとまらない」や「髪が染められずプリン髪になった」は女性の方が多く、男性は「抜け毛が増えた」という回答が女性より多かった。
外出自粛中にどのような髪/頭皮のケアを行っていたか尋ねると、男女ともに「ブラッシング」がトップとなった。女性では、「洗い流さないトリーメントやオイル」(39.0%)や「ヘアカラートリートメント」(14.8%)など髪に関するケアが多いが、男性は「頭皮マッサージ」(22.3%)や「育毛剤/発毛剤」(16.1%)など、頭皮に対するケアが多くなっている。
オンライン会議、リモート飲み会を行った際、画面越しの相手に対して、ついつい見てしまうことや気になってしまうことについて聞くと、「部屋の中」が男女とも最も多かった。次いで「服装」「髪型」「メイク」と、身だしなみに関する項目が続く。女性は「メイク」という回答が男性より突出して多かった。
新型コロナの影響で在宅勤務をしていた人に、在宅勤務の際、メイクや髪型のセット等、身だしなみ・身支度にかける時間は新型コロナの影響で在宅勤務になる前に比べて変化はあったか尋ねると、女性の33.7%は「減った」と答えた。平均で何分減ったか聞くと、18.9分程度という結果になった。中には「100分程度減った」と回答した女性も見られた。