フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、引きこもりの息子と両親の1年間を追っていく『父と息子とはぐれた心 ~引きこもった僕の1年~』を、26日に放送する。
大学に通っていた息子(24歳)が、卒業間近に突然、自宅に引きこもった。真っ白な顔でゲームに没頭し、昼夜逆転の生活を繰り返す息子…悩んだ末に両親は、富山市にある自立支援施設「はぐれ雲」に息子を預けることにした。
「はぐれ雲」では引きこもりや不登校を経験した10~40代の人々が、ひとつ屋根の下で暮らし、就労訓練などを受けながら自立を目指している。すさんだ生活を送っていた息子は、最初は戸惑いながらも徐々に集団生活に慣れていくが、両親からの連絡は無視し、関係を拒絶していた。
引きこもりの原因はなんなのか。無気力な息子を見ながら、両親は「何がいけなかったのか?」と自問自答する日々を送る。
「変わりたい」と願う両親と息子だが、その関係は簡単には修復できない。引きこもりの日々から脱し「はぐれ雲」で過ごした1年間。両親と子どもの葛藤と苦悩、それぞれの「再生」にかける姿を、女優・富田望生のナレーションで見つめていく。
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