俳優の小池徹平が主人公の緋村剣心役を演じるミュージカル『るろうに剣心 京都編』の配役発表会が23日、公式YouTubeチャンネルでライブ配信され、小池、黒羽麻璃央、松下優也、加藤清史郎、奥野壮(男劇団 青山表参道X)、綺咲愛里、鈴木梨央、仙名彩世、章平、山口馬木也が登場。それぞれの配役が発表され、志々雄真実役を黒羽が演じることが明らかになった。

  • ミュージカル『るろうに剣心 京都編』配役発表

シリーズ累計発行部数7200万部を超える和月伸宏氏の大ヒットコミックス『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は、明治時代の日本を舞台に、新撰組や紀尾井坂の変などの史実を絡ませながらもオリジナルストーリーで展開する剣劇漫画。これまで様々なメディアで展開されてきた大ヒット作品を、日本のミュージカル界を牽引する小池修一郎氏の脚本・演出で上演する。

この日のライブ配信は、上演会場となる東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京より主演の小池が参加。そのほかのキャストはそれぞれの場所からリモートで参加した。

そして、小池以外の配役がついに明らかに。志々雄真実役は黒羽麻璃央、ヒロイン・神谷薫役は綺咲愛里、四乃森蒼紫役は松下優也、瀬田宗次郎役は加藤清史郎、巻町操役は鈴木梨央、斎藤一役は章平、駒形由美役は仙名彩世、比古清十郎役は山口馬木也、本条鎌足役は奥野壮、相楽左之助役は岐洲匠が演じることが発表された。

志々雄役の黒羽は「大興奮。大変光栄です」と配役を聞いたときの心境を告白。「『るろうに剣心』がすごい好きで、大ファンで、僕の中でNo.1漫画でNo.1アニメ。その中でさらに志々雄を演じられるのが最高です」と語った。

また、意気込みを「悪の美学」と書いて発表。「原作の先生も、志々雄は“悪の美学の集大成”だとおっしゃっている。ここまで悪に徹して自分のことを極悪人だぜって言える男はなかなかいないなと思います」と述べ、志々雄は顔を包帯で覆っているため「中身で勝負しないといけない」とも話した。

岐洲は、稽古中の別の舞台の共演者が新型コロナウイルスに感染したため、事務所の判断で念のため自宅待機となり欠席したが、体調に問題はないとのこと。

ミュージカル『るろうに剣心 京都編』は、11月3日~12月15日に東京・豊洲のIHIステージアラウンド東京にて上演される。