アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season3』(毎週水曜 21:00~)の最終回が、きょう22日に15分拡大で放送される。
今シーズンでは、浅輪直樹(井ノ原)ら特捜班メンバーと、かつては警視庁捜査一課6係の有能な係長だったものの、“ある事件”がきっかけで広報課に異動した過去を持つ班長・国木田誠二(中村梅雀)との関係も大きな見どころとして展開された。
国木田は事件捜査にまったく興味を示さず、定時で帰ることを優先。直樹たちは、今の国木田と6係では敏腕だったという過去が結びつかずにいた。そればかりでなく、第9話では殺人事件の被疑者送検について、考えの違いから一触即発という事態にまで発展した。
最終回では、謎多き人物だった国木田の過去に何が起きたのか、そしてどんな思いを抱え特捜班にやって来たのかが明らかになる。
きっかけはある男性が殺された事件であり、被害者は国木田の6係時代の部下。直樹たちは、この事件に国木田が何か関係しているのではないか、という疑惑の目を向ける。さらに物語が進むにつれ、事態はより深刻になり、国木田の言動で特捜班の存続が危うい状況になってしまう。
さまざまな思惑や障害が立ちはだかる中、直樹をはじめとする特捜班は真実にたどり着けるのか。そして特捜班と国木田の関係はどうなるのか。
この最終回には、佐野史郎がゲスト出演し、切れ者の検事・渡辺理人を演じる。渡辺は6係時代の国木田を知っているだけでなく、彼が広報課に異動するきっかけとなった事件についても、何やら関係していると思われる人物だ。
国木田の部下が被害者となった殺人事件を知り、再び国木田に接触を図る。さらには、思わぬ行動を取り、特捜班を窮地に追い込んでいく。渡辺の真意とは。
ほかにも、風間晋之介が、国木田の元部下で、今回の事件の鍵を握る西島政信を演じる。