JR西日本は21日、リニューアル工事を進めている京橋駅について、増設予定のすべてのエレベーターを8月8日から使用開始すると発表した。これに合わせ、エレベーターの案内サインに8種類の動物イラスト(ピクト)を試行導入する。

  • 京橋駅で試行導入される動物イラスト(ピクト)一覧

京橋駅のエレベーターは、8月8日から2基が新たに使用開始し、増設予定のすべてのエレベーターが稼働する。これにより、乗車時(改札からのりばへ)・降車時(のりばから改札へ)・乗換え時(のりばからのりばへ)、エレベーターを1回または2回の使用で移動が可能となる。

新たに使用開始するエレベーター2基のうち、1基は4番のりば(大阪環状線外回り)と1番のりば(JR東西線)、もう1基は4番のりば(大阪環状線外回り)と2番のりば(学研都市線)を結ぶ。エレベーター内外の利用者が触れる機会の多い押しボタン部分に、抗ウイルス・抗菌性能を有したシートを貼りつける。南口改札から4番のりば(大阪環状線外回り)へのエスカレーターも、8月8日から使用開始するとのこと。

  • 京橋駅構内のピクト位置

エレベーターの増設が完了し、計8基での運用となることを受け、エレベーターの案内サインに8種類の動物イラスト(ピクト)を試行導入する。「A」が「Alligator(ワニ)」、「B」が「Bear(クマ)」、「C」が「Cat(ネコ)」というように、各エレベーターに割り当てられたアルファベットと動物の英名の頭文字が関連づけられている。