リクルート住まいカンパニーは7月20日、「物価が安いと感じる街ランキング」を発表した。調査は1月22~31日、1都4県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)在住の20 歳以上の男女4万3,547人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。1位「十条」、2位「小台」、3位「東十条」、4位「梅島」、5位「八街」、6位「西新井」、7位「荒川遊園地前」、8位「五反野」、9位「竹ノ塚」、10位「青井」となっている。
同社によると、赤羽駅の隣に位置する十条駅(JR埼京線)と東十条駅(JR京浜東北線)は、前者は埼京線で池袋駅6分・新宿駅12分、後者は京浜東北線快速で上野駅11分・東京駅17分となっており、都心に近いのに物価が安いエリア。また、小台駅、荒川遊園地前駅は、都電荒川線の王子駅前駅と町屋駅前駅の中間に並び、昔ながらの青果店や、鮮魚店、精肉店が並び、下町の昔ながらの風景を見ることができるという。
SUUMO編集長は「1位となった十条駅前の『十条銀座商店街』には3代、4代と続く長い歴史を持つ店舗が多く、青果店や生鮮食品など生活のための店舗が並んでいます。住民と店員が顔なじみなことも多く、できるだけ住民に良いものを安く提供したいという思いをもったお店も多いようです。各店が切磋琢磨することで街自体にも活気があふれているのではないでしょうか」とコメントする。