きょう21日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、長年愛される喜多方ラーメンの店主に密着する。

  • 『セブンルール』の密着を受ける佐藤リカさん=カンテレ提供

さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、約120ものラーメン店がひしめく福島・喜多方で昭和22年に創業した人気店「まこと食堂」の4代目・佐藤リカさんだ。

午前7時半から営業するこの店には、朝の仕事を終えた人や出勤前に立ち寄る人、家族連れなど、多い時で1日300人が来店。そんな店の厨房からは、ラーメンを作りながら威勢よく従業員に指示する佐藤さんの声が響く。

「まこと食堂」の一人娘として育った佐藤さんは、高校卒業後に音楽大学で学び、その後、ピアノの先生をしながら店を手伝っていた。そんな彼女の転機は35歳の時、3代目の父が60歳を機に引退宣言。この時、すでに結婚して小学生になったばかりの一人娘がいた佐藤さんは「娘との時間を優先したい」と、仕事をラーメン店に絞り、4代目として店を継いだ。

「安易な考えだった」と自分でも語る通り、当初は「全然まことの味じゃない」と言われることも。「材料も麺も、何1つ変わってないんだけど作る人が違えば絶対に違う味になる。逆に、それで何クソってなった」(佐藤さん)。以来、10年以上人気店の看板を背負っている。

去年、大学進学を機に娘がひとり暮らしを始めたため、現在は夫と2人で生活をしている。夫と自然体で過ごすための、あるルールを設定している。そのルールを目にしたスタジオメンバーからは、思わず笑いが…。

「まこと食堂」が人を引きつけるのは、代々家族が守り続けてきたラーメンの味と、隠し味のような佐藤の温かさ。誰とでも気さくに話し、従業員は「学生の頃からお世話になって家族みたいに支えてもらってるから、ここが実家」と話す。「親戚の家に来たみたい」って言ってもらえるのが一番うれしいと語る、佐藤さんの7つのルールに迫る。

7月から新レギュラーとなったことについての感想を問われた尾崎世界観と長濱ねるは、それぞれ周囲から大きな反響があったと話す。その一方、ネットでエゴサーチをしたという尾崎は、あるファンからの声にショックを受けたことを語り、スタジオは爆笑となる。

また、佐藤さんの夫婦関係を垣間見たスタジオでの話題は、「結婚について」に移る。長濱が「理想の結婚相手」についての話をすると、YOUや本谷有希子の反応は…。