お笑いタレントの伊集院光が、20日に放送されたTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜8:30~11:00)で、18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)について言及した。
伊集院は「本当に衝撃的で。僕はテレビ局でバラエティ番組の収録をやっている休憩時間に、1人の出演者がスマホをチェックしたらそこにニュースに載っていて、全員が声を上げましたね。『ほんとに!? ほんとに!?』と、みんなずっと言い続けるくらいショックだった」と振り返った。
昨年9月に同番組にゲスト出演していた三浦さん。伊集院は「お話をして、すべてを兼ね備えている人の感じがしました」と語り、「たった1回のラジオ出演でしかないのにもかかわらず、僕のすごく好きな番組が、三浦さんの出ているNHKの番組でありまして。そのNHKの収録が自分の収録と重なってすれ違うときも、必ずあいさつをしてくれるような人で」と話した。
番組では、三浦さんの出演回の一部を放送。当時の音声を聞いたうえで、伊集院は「よく覚えてるのは、『イケメン俳優と一括りにされることにとまどいを覚えたことはないか?』という僕の質問に対して、いろいろと言葉を選びながら本音で『自分がまだ未熟だったせいで、そういう言葉に過敏な反応をしていた頃はある』という話をして」と回想。
そして、「でも、CMの間にあの言い方が正しかったかどうかを、もう1回考え直しているような。そういう面がもしかしたら……その繊細さみたいなものや精密さみたいなものが、負の方向に出たのかわかりませんが」と述べ、「いろいろ細かいことがわかっていないので、憶測でものは言えませんけれども、ご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。