お笑いコンビ・TKOの木下隆行が19日、YouTube公式チャンネル「木下プロダクション」に投稿した動画「実はあの憧れの半沢直樹に出演させてもらい大失敗しました」で、2013年放送のTBS系ドラマ『半沢直樹』の出演秘話を語った。
続編の第1話が19日に放送され、平均世帯視聴率22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど好調なスタートを切った『半沢直樹』。木下は2013年版に油山役で出演し、「伊勢島ホテルのサブバンク・白水銀行融資部次長。慶応大学経済学部出身で、渡真利とは同じゼミだった。半沢とも旧知の仲」という役どころだった。
木下も続編第1話を心待ちにしていたようで、放送直前に投稿した動画で「大好きなドラマでございます!」と喜びを爆発。自身が前作に出演したことを伝えながら、「実はオファーの時からすごい話」と切り出すと、「芸人の楽屋でもジワジワと『あれ、おもろいで』『観てる?』みたいな話になっていた」と前作の放送開始時を思い返した。
前作の3話が放送された頃。ロケバスで相方・木本武宏やマネージャーと「昨日観た? おもろかったよな!」と盛り上がる中、マネージャーに着信。木本と引き続き語り合っていると、電話を切ったマネージャーから、「木下さん……6話決まりました」と告げられたという。
当時の状況を思い出しながら、「すごない?」と興奮する木下。「2週間後の放送やから、『来週撮りです』と言われた。セリフはもちろん、『役も入れて来てください』と言われて、その日のロケはグズグズ(笑)」と別の仕事にも影響が出てしまったようだ。
「NG出すわけにいかん!」という気合いのもと、「朝起きたらまず(台本を)読む。風呂入っている時もまず読む。トイレでも読む。寝る前に『噛まずに読めるまで寝ない』というルールで読んで寝る」と入念に準備して迎えた本番当日。
木下は無事に撮影を終えることができたのか。今回の動画では、撮影中の「大失敗」についても赤裸々に告白している。