セイコーウオッチのビジネスマン向けブランド「セイコー ブライツ」から、男子陸上・山縣亮太選手とのコラボレーションモデルが登場した。税込価格は143,000円、限定610本。この610本という数は山縣選手の誕生日(6月10日)に合わせたもので、6月10日は「時の記念日」でもある。
山縣選手はセイコーホールディングスに所属する社員アスリート。2016年のリオデジャネイロオリンピックにて、男子4×100mリレーの日本チームとして銀メダルを獲得した(走者は山縣亮太・飯塚翔太・桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥)。一方、セイコー ブライツは、グローバル志向のビジネスマンに向けて、「セイコーが誇る先端技術による腕時計としての確かな基本性能と快適な使い心地」をテーマに掲げる。
今回の限定コラボモデル(SAGA305)は、陸上トラックのレーンに立ってスターティングブロックに足をかけた山縣選手がモチーフ。集中力を高める色とされるネイビーのダイヤルには、数々のスポーツ大会でタイムキーパーを務めるセイコーの「スポーツタイミングイエロー」にちなみ、秒針と分針サブダイヤルの12時位置にゴールドの差し色をあしらっている。また、山縣選手が所属する「TEAM SEIKO」の本拠地「東京」の都市コード「TYO」もイエローとした。
ダイヤル中央には、陸上のストレートトラックをイメージしたストライプパターンを刻み、ゴールまで一直線に続く戦いのフィールドを表現。これは山縣選手の種目である短距離走をイメージしたものだ。加えて、山縣選手の「10秒より先の世界しか見ていない」という思いから、クロノグラフの目盛り「0秒~9.99秒」をイエローで強調している。裏ぶたには「LIMITED EDITION」の文字と山縣選手本人のサインを記し、専用のスペシャルパッケージには直筆サイン入りのメッセージカードを同梱。
ケースとブレスレットの素材はブラック硬質コーティングのチタン、ケースサイズは外径43.2×厚さ11.3mm、風防は無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。クオーツムーブメントとしても、陸上競技ではタイム計測が必須となることから、高機能なクロノグラフキャリバー8B92を採用。おもな機能は以下の通り。
- 時間精度:平均月差±15秒(5℃~35℃において腕につけた場合)
- 受信機能:標準電波による時刻修正(日本2局・中国・アメリカ・ドイツ)
- 自動受信機能
- 強制受信機能
- 受信結果表示機能
- 受信レベル表示機能
- その他機能:ソーラー充電機能
- パワーセーブ機能(フル充電時より約2年間駆動)
- フルオートカレンダー機能(2099年12月31日まで)
- ワールドタイム機能(25タイムゾーン、26都市)
- ストップウオッチ機能(1/5秒計測、60分計)
- 針位置自動修正機能