メガネをかけている人であれば、一度は直面する困りごと。それが「メガネが曇ってしまう」問題です。
メガネの内外の温度差による結露が引き起こしてしまうこの現象。特に感染症対策でマスクを着用する機会が増えていますから、温度差が生まれやすくなりますます曇りの原因となっています。
そんな折、むしろ「メガネが曇ってほしい」と思えてしまう!? ちょっと信じられないユニークさを持つマスクを考案した人が現れ、ツイッターで話題になっています。アニメーション作家・造形作家のしばたたかひろさん(@iine_piroshiki)です。
眼鏡の人専用マスクをつくりました。眼鏡が曇るほど、ラーメンが熱々にみえます。使いにくさ、この上なし。(@iine_piroshiki)
ご覧ください! マスクがラーメンを模して作られており、メガネが曇れば曇るほど、「ラーメンが熱々に見える」ような仕掛けになっているんです。確かにこれであれば、「むしろ曇ってくれ」と逆に思ってしまいそうですね……。
このユニークな発想、どこから生まれたのでしょうか? しばたさんにお話を聞いてみたところ、「眼鏡が曇りやすい季節になり、あらためて曇らないマスクを作れないかと考えたのですが全く思いつかず。そこで、逆に曇りに価値を与えようと考え始めたのがきっかけです」と教えてくれました。「曇りに価値を与える」……まさに逆転の発想と言えますね。
制作するに苦労した点については、「マスクをどう立体的につくるか、何枚も型紙をつくりながら試行錯誤しました」とのこと。その甲斐あって、しっかりと立体的なラーメンが顔に貼り付いているように見えます。
この投稿を見た読者からは「その発想好きですw」「買いたい!」「マスクの難点を 逆手にとったアイデアが秀逸」「ファンになりましたw」とこのアイデアを賞賛する声が寄せられていました。
眼鏡の人専用マスクをつくりました。
— しばたたかひろ | Takahiro SHIBATA (@iine_piroshiki) July 13, 2020
眼鏡が曇るほど、ラーメンが熱々にみえます。
使いにくさ、この上なし。 pic.twitter.com/rSV0tmlleA