クロス・マーケティングは7月16日、「お盆の帰省に関する調査(2020年)」の結果を発表した。調査日は2020年7月14日、調査対象は全国の20~69歳の個人で、有効回答は1,100人。

8割弱が「帰省する予定はない」

  • 左:今年のお盆の帰省予定、右:自宅からの距離。クロス・マーケティング調べ

今年のお盆の帰省予定について聞くと、「帰省する予定はない」が圧倒的に多く78.2%。一方、「宿泊を伴う帰省をする予定」は10.8%、「日帰りの帰省をする予定」は10.1%と、移動を伴う規制の予定がある人は計20.1%にとどまった。また、「オンライン帰省をする予定」の人も2.1%いた。

宿泊または日帰りの帰省予定がある人に自宅からの距離を尋ねると、約半数の47.1%が「同じ都道府県内」と回答。この他、「近隣の都道府県内」が29.4%、「それ以上の距離」が23.5%となった。

宿泊または日帰りの帰省予定がある人が、気になること・心配に思うことトップ3は、1位「公共交通機関で移動中の"三密"」(25.3%)、2位「知らない間に、帰省先の人にうつしてしまうこと」(19.9%)、3位「自分が感染している可能性」(19.0%)となった。

気になる・心配に思う人の割合は、ほぼすべての項目で1都3県の居住者が1都3県以外を上回った。特に「帰省先近隣の人の反応」で差が大きく、1都3県居住者では26.9%、1都3県以外の居住者では13.6%と、その差は2倍近くに広がった。