JR東日本が伊豆方面の新たな観光特急列車として、今年3月から運行開始した「サフィール踊り子」(E261系)に、日本板硝子のガラスが採用されている。

  • 「サフィール踊り子」の各所に日本板硝子のガラスを採用

日本板硝子によれば、先頭車における受注部位は運転室天窓(左右)、前面窓、運転室側窓(左右)、前照灯とのこと。先頭車全体を覆うような斬新な球面デザインの実現に、同社のガラス造形技術が大きく貢献している。

その他、客車天窓・客車側窓にも同社のガラスが採用されており、豪華な客室の解放感を演出するとともに、熱暑感を低減して断熱性能を高める複層ガラスにより、移動中の快適な空間づくりに役立っているとのこと。