JR東日本盛岡支社は、釜石線開業70周年の記念ラッピング列車を8月から運行すると発表した。あわせて釜石駅などで記念展示を行う。
釜石線は今年10月10日に全線開業70周年を迎える。盛岡支社はすでに記念ロゴマークの制作や限定ラベルの日本酒の発売といった取組みを実施しており、ラッピング列車も記念企画の一環で運行。文字を独創的な形にアレンジして表現する釜石市出身のアーティスト、小林覚氏が制作したデザインをキハ100系1両にラッピングする。ラッピングデザインの中に、「釜石線70周年」の文字が隠れているという。
ラッピング列車は2020年8月から2021年2月まで、釜石線と東北本線花巻~盛岡間を運行する予定。運行開始日は決まり次第、発表される。
開業70周年の記念展示は7月23日から8月3日にかけて順次スタート。釜石駅と釜石市内の商業施設などで、開業記念式典や沿線各地の祝賀の様子などを収めたニュース映画を放映するほか、開業当時の新聞紙面を展示する。花巻駅、新花巻駅、遠野駅ではニュース映画の放映のみ行う。展示期間は12月(一部施設は11月末)までを予定している。