声優の梶裕貴が16日、東京・有楽町マリオンの「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」で開催された自身プロデュースのプラネタリウム作品「Starry Globe 世界をめぐる星の旅」の完成披露試写会に、音楽を手掛けた林ゆうき氏、監督の加藤ちあき氏とともに登壇した。
この作品は、日テレプラスで放送中の番組『梶100!~梶裕貴がやりたい100のこと~』とのコラボレーション企画。星好きの梶の「プラネタリウム作品を作りたい」という夢を叶える形で誕生し、世界20カ国を旅した梶の旅エピソードを交えて、世界の星空が楽しめる。梶本人が思いを込めて原案を練り、ナレーションにも出演。音楽は、親交の深い林ゆうき氏に依頼した。
梶は「一番最初にプラネタリウムに遊びに行ったのは幼稚園の社会科見学。とても衝撃を受け、非日常空間というか、実際には空を見上げればこれだけ星空が広がっているということや、プラネタリウムという劇場の特別な空間自体にすごく感動して興奮した」と最初のプラネタリウム体験を明かし、「プロデュースさせていただくチャンスをいただけたのは本当にうれしい」と感激。
「初めてプラネタリウムに行ったときの自分から考えると、自分が今まで経験したことを反映した内容で、自分がプロデュースして、音楽も含めて自分の好きな人にお願いできて、それがプラネタリウムで体験できるのは、なんて幸せなことなんだろうなと感じました」とうれしそうに話した。
音楽を手掛けた林氏は、梶の声を聞いて制作したいと思い、「仮でもいいのでお声をいただけないでしょうか」とお願いしたことを明かし、「梶さんの声をいただいて、星がわーっと(降ってきた)」と説明。すると梶は「星降らせちゃう声ですね」と笑顔で話し、林氏からのお願いについて、「そこまで本気で向き合ってくれたというのがうれしかった」と語った。
「Starry Globe 世界をめぐる星の旅」は、17日より同所にて上映される。