米Zoom Video Communicationsは7月15日(米国時間)、在宅作業をサポートするZoom用プラットフォーム「Zoom for Home」を発表した。Zoom for Homeをサポートする製品として、27インチ画面搭載デバイス「Zoom for Home-DTEN ME」を8月に米国で提供する。価格は599ドル(約64,000円)。
「Zoom for Home-DTEN ME」は、ZoomでのWeb会議に適した在宅ワーク用デバイス。ベゼル上部に3つの広角Webカメラを内蔵するほか、8つのマイク、タッチ対応の27インチディスプレイ(1080p)、背面スピーカーを搭載。有線LANポートやWi-Fiも備え、これ1台でZoom会議が行える仕様になっている。
機能面では、音声通話やビデオチャット、ホワイトボード機能などを搭載。 設定も手軽だとし、Zoomのライセンスがあれば、そのままデバイスを利用できるとしている。
通信は100Mbps準拠の有線LAN、IEEE802.11a / b / g / n / ac準拠の無線LAN(Wi-Fi 5)。HDMIポートも搭載する。
本体サイズはW616×D104×H391mm、重さは約6.5kg。100mmのVESAマウントをサポートする。