日京ホールディングスは7月16日、本人や配偶者が山手線内および近郊で働く25~44歳を対象とした、1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)における38エリアに関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2019年10月15日~16日、有効回答は400人。
子育てしやすいエリア、1位は横浜市
子育てしやすいと思うエリアを尋ねると、1位に選ばれたのは「横浜市」(26.3%)。以下、2位「東京都 北多摩エリア」(20.8%)、3位「世田谷区」(15.8%)、4位「文京区」(13.0%)、5位「杉並区」(11.8%)と続いた。
世代別にみると、30~34歳(26.0%)、35~39歳(34.0%)、40~44歳(23.0%)で横浜市が1位を獲得し、25~29歳(22.0%)のみ2位だった。また男女別にみても、男性(27.0%)と女性(25.5%)ともに横浜市が1位となった。
同調査では、「横浜市が2013年に待機児童ゼロを達成して久しいですが、その後も進んでいる子育て支援施設の建設や制度充実といった行政面の取り組みもさることながら、2019年には『横浜アンパンマンこどもミュージアム』もオープンするなど、子ども向けのアミューズメント施設が続々と建設されていることも、今回の結果につながったのかもしれません」と推測している。
海も山もあって楽しそうなエリアを聞くと、ここでも「横浜市」(46.8%)が1位となり、2位の「その他 千葉県内」(15.5%)とは30ポイント以上の差がついた。次いで3位「東京都 北多摩エリア」(14.3%)、4位「その他 神奈川県内」(11.8%)、5位「千葉県 京葉エリア」(10.0%)と続いた。
食が充実しているエリアでも、「横浜市」(52.0%)が1位。以下、2位「渋谷区」(29.0%)、3位「港区」(28.5%)、4位「新宿区」(28.0%)、5位「中央区」(25.3%)となった。