ハナマルキは9月1日、「液体塩こうじ」を新しいボトルデザインでリニューアル発売する。
「塩こうじ」とは、麹と塩・水を発酵熟成させた日本の伝統調味料。麹のもつ「酵素」が、素材のうまみ成分を引き出たり、やわらかくしたり、縮小をおさえたり、冷めてもおいしさを保ったりと食材にさまざまな効果をもたらす。肉・魚の漬け込みから、煮物・炒め物などの味付けまで万能調味料として幅広く使用できるという。
液体塩こうじは、2012年に発売した同社の主力商品。塩こうじを独自の製法で粒状から液体にすることで、計りやすい、溶けやすい、混ぜやすい、焦げにくい、と塩こうじのポテンシャルを引き出した。
現在、日本、米国、台湾、インドネシア、中国で特許を取得しており、海外展開も積極的に推し進めているとのこと。「自分が立たない黒子的な調味料。その国なりの使い方でどの国でも使える。海外の三ツ星シェフにも好評をいただいている」(同社取締役兼マーケティング部長の平田伸行氏)。
新しいボトルは、使いやすさにフォーカス。中栓が無く量調節のしやすいプッシュ式、持ちやすいくびれ型への変更など、ボトルの形状を大きく刷新する。はがしやすくなったシュリンクラベルには基本の使い方を裏面に大きく記載し、QRコードからレシピサイトへ誘導。容量については、「使いきれない」の声に応え、また新規に試しやすいサイズとして350mlから300mlに変更する。