多くの人に愛される喫茶店「コメダ珈琲店」が7月15日、新業態のカフェ「KOMEDA is □ 東銀座店」(コメダイズ)をオープンする。
"お肉を休む日を、つくろう。"をキャッチコピーに、プラントベース(植物由来)のメニューにこだわったという同店。どんな食事やドリンクが楽しめるのだろうか、早速紹介しよう。
100%植物由来のメニュー、その味わいは?
「KOMEDA is □」(コメダイズ)は、おいしさ、食べ応えにこだわった100%プラントベース(植物由来)のメニューを取りそろえた喫茶店。
一から開発したバーガーなどのフード34種、パンケーキなどのデザート8種のほか、初の提供となるアルコールも、醸造過程において動物由来の清澄剤を使っていない商品を厳選しているという。
コメダといえばモーニングだが、11時までにドリンクを注文した場合に出されるトーストもプラントベース。バターの替わりに「塗る豆乳クリーム」、トッピングにはゴマとテンサイ糖シロップを混ぜた「ゴマコンフィ」がラインナップされ、普段のコメダとは一味違う一品が楽しめる。
一押しはダイズミートと発酵調味料で仕上げた「べっぴんバーガー アボ照り」。米粉入りとは思えないふわふわのバンズもさることながら、一口ほうばってみて驚いたのが、パテの食べ応えだ。
パテに使っている具材は"企業秘密"とのことだが、ダイズミートのほか、スパイスなどを駆使し、研究に研究を重ねた結果、実際のお肉のような食べ応えを実現させたという。てりやきソースの調味料の配分も絶妙で、一般的なアボカドてりやきバーガーとそん色ない味わいだった。
また、米粉を100%使用した「パンケーキ」は、お米と水からできた"ライスジュレ"を使っているそうで、"もっちり&ふんわり"な食感が印象的。味わいを我慢することなく、グルテンフリーのスイーツが楽しめるのはうれしい限りだ。
地球に寄り添うカフェへ
同社によると、温室効果ガスの主要因であるメタンガスを出す家畜は、地球温暖化の大きな原因の一つになっているという。
このカフェを利用し、週に一度や月に一度だけでも動物由来の食品を控えてみることで、無理なく地球に寄り添ってもらえたら……そんな願いが込められたカフェだそうだ。
営業時間は7~23時とモーニングから夜のリラックスタイムまで、あらゆるシーンで使える「KOMEDA is □」(コメダイズ)。気軽に訪れてみてはいかがだろうか。