パナソニックは、LUMIX SシリーズとGシリーズをライブストリーミング配信用のカメラとして使えるようにするソフトウェア「LUMIX Tether for streaming (Beta)」のmacOS版の提供を開始した。Windows版は先行して6月8日から提供されている。
LUMIX Tether for streaming (Beta)は、既存のLUMIX Tether(Ver 1.7)をベースにストリーミング配信用途に改良したソフトウェア。これまでLUMIX TetherではカメラをUSBケーブルでつなぐだけで、カメラのライブビューや制御パネルを表示し、リモートコントロールできる機能を提供してきたが、今回カメラのライブビュー映像のみを画面表示できるように改良した。新しく追加された「LIVE VIEW mode」を使用すると、制御パネルやAF枠が表示されなくなり、カメラのライブビュー映像のみが出力されるようになる。
対応カメラはDC-G9、DC-GH5、DC-GH5S、DC-S1R、DC-S1、DC-S1Hの6機種。
また、同社ではライブストリーミング配信のさらなる要望に応えて、対象となるカメラをパソコン上でWebカメラとして動作させるユーティリティソフトウェア「LUMIX Webcam Software」の公開も予定する。Windows版の公開を2020年9月末頃に、macOS版の公開を2020年10月末ごとに予定する。
こちらの対応カメラはDC-G9、DC-GH5、DC-GH5S、DC-S1R、DC-S1、DC-S1Hの6機種で、新しく発売予定となるDC-G100の対応予定は未定。