LEXUSはこのほど、新型「LS」を世界初公開した。日本での発売は、2020年初冬を予定している。

  • LEXUSのDNAである静粛性と乗り心地の進化を遂げた新型「LS」

「LS」は、1989年に発売され、圧倒的な静粛性と快適性への高い評価でLEXUSの礎を築いた。Chief Branding Officer/Master Driver 豊田章男氏は、歴代LSを「常にイノベーションの精神を貫き、その時代に新たな技術や価値を提供することで変革を起こすクルマ」と位置付けている。

LEXUSのフラッグシップモデルとして30年以上にわたり90以上の国/地域で累計約87万台を販売し、好評を博してきた。2017年にフルモデルチェンジした5代目は、斬新なクーペシルエットやエモーショナルな走りを実現するなど、大きな変革を果たした。

  • 新塗装技術により深い陰影とハイライトを実現した新規外板色の「銀影ラスター」

今回発表の新型「LS」は、LEXUS独自の乗り味である“Lexus Driving Signature"の深化を目指し、DNAである静粛性と乗り心地の大幅な向上を追求。パワートレーンやサスペンションからシート縫い位置などの細部に至るまで徹底的な作りこみを実施した。

  • 人の感性に寄り添った最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」の採用

また、最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」を採用。乗員に安心感を与える運転支援を実現する上で必要不可欠な車両の高い基本性能を徹底的に磨き上げるとともに、ディープラーニングを中心としたAI技術も取り入れ、運転中に遭遇しうる様々な状況を予測し、対応することを支援する。

  • 西陣織と箔加飾など日本の伝統工芸から着想を得た上質なインテリア

加えて、凄腕ドライバーの運転操作を取り入れたシステム制御にこだわることで、複雑な道路状況下でも安全性と優れた走行安定性を実現。人の感性に寄り添った安全/安心な移動体験の提供を目指している。

さらにエクステリアでは、新しい塗装技術によって深い陰影とハイライトを実現した新規外板色の「銀影(ぎんえい)ラスター」を設定。インテリアはタッチディスプレイの採用による操作性向上に加え、西陣織と箔など日本の伝統工芸とのコラボレーションにより、細部に至るまでこだわり抜いてLEXUSのフラッグシップにふさわしい上質な室内空間を目指したという。