KinKi Kidsの堂本剛が、13日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30頃)で、ジャニーズ事務所の期間限定ユニット・Twenty★Twenty(通称:トニトニ)が歌うチャリティーソング「smile」や、逝去から1年が経ったジャニー喜多川さんへの思いを語った。

全15組75人の所属アーティストが参加している「smile」で、歌い出しをソロで担当した剛は、「僕みたいなもんの声とか歌が、どう人を救えるか分からなけど……」と謙遜しつつ、「医療従事者の方たちだったり、世界中の人たちに対して、キラキラしたものを放つようなイメージで、とにかく自分の思うままに真っ直ぐに歌った」とレコーディングを回顧。

続けて、「僕の歌を聴いて、感動して泣いてくださる方もたまにいらっしゃいますけど、そういう風に捉えてもらってもいいしね」と言い、「歌を聴いて、普段は我慢してた思いをそこで流していく。今日とか明日を笑顔に変えていく。そういう思いを込めて、歌おうと思って歌わせていただいたという感じですね」と同曲に込めた思いを明かした。

そんな思いに至った経緯として、「それこそ僕が、ジャニーさんのことで、1回もいまだに泣いてないけど、泣くタイミングを失っちゃってたり、泣く場所がなかったりすると意外と泣けなくてね……。ここまで泣けへんかったら、泣くのやめようかなと思ったり、変な意地っ張りして泣かなかったりしてる」と自身のことを述懐した剛。

番組最後には、ジャニーさんが名付けた幻のユニット名をタイトルにしたシングル曲「KANZAI BOYA」を流し、「愛の詰まった名前やったな~みたいなね。僕たちが若い頃に、『何なんこれ?ダッサい名前やんけ』って。若過ぎて、愛情をそのとき感じ取れなかったんです。でも年を取れば取るほど、その愛情がジワジワと湧き上がってきて、『なんて愛情の詰まった名前だったんだろう』って急に愛おしくなってね。本当に勝手だなって思いました」とつぶやいていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。