JR西日本は13日、JR神戸線(東海道本線)芦屋駅のリニューアルについて、駅設備等の概要が決定し、2020年8月から工事に着手すると発表した。2021年度末に増築部の暫定使用を開始(南口エスカレーターを除く)し、2023年度の全体完成を予定している。
芦屋駅の新駅舎は、「人と、まちと、美しく調和する。NEW ASHIYA STATION」をコンセプトに、国際文化住宅都市として築き上げてきた芦屋の歴史、文化との調和を図るデザインとしている。
まちを彩る「阪神間モダニズム」に代表される文化的建築物の特徴を継承しつつ、新しい芦屋を印象づける現代的でまちに開いた駅舎デザインに。明るく開放的なコンコースに芦屋ならではのクラシカルな意匠を取り入れ、快適で品格のある空間を演出する。
リニューアルにあたり、駅舎の増築(増築部分の延べ床面積約1,400平方メートル)とエスカレーター新設、南口エレベーター移転、駅コンコース改修、トイレの拡張・改修、「みどりの窓口」と改札の移転・改修といった工事を進め、店舗開発も実施する。
2021年度末に増築部駅舎の暫定使用を開始(南口エスカレーターを除く)し、2023年度の全体完成を予定している。現駅舎内の施設は段階的に使用を開始する。