2002年にTV放送されたアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場するフリーダムガンダムの実物大立像が、2021年に中国の上海市ららぽーと上海金橋前に設置されることが発表された。

『機動戦士ガンダムSEED』(2002~2003年)は、21世紀に入って初めて制作されたTVシリーズのガンダム作品。ザフトと地球連合軍の戦争を通じて、仲間を助けるため敢えて地球軍に参加したコーディネイター、キラの苦悩と成長を描く。主人公機となったストライクガンダムやフリーダムガンダムをはじめ、先鋭的なデザインのモビルスーツが多く登場し、プラモデルは好セールスを記録。平井久司氏によるキャラクターデザインも多くの女性ファンをつかみ、ファン層の拡大に繋がった。後に総集編3部作や続編『機動戦士ガンダム SEED DESTINY』(2004 年)が制作された。

フリーダムガンダムの立像は、三井不動産グループが中国上海で初めて運営する商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」の開業に合わせて2021年に展示を開始する予定。「フリーダムガンダム」は、『機動戦士ガンダム SEED』に登場するモビルスーツで、海外のガンダムファンの間でも高い人気を誇っているという。

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