お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が、12日にインターネットテレビサービス・ABEMAで配信されたバラエティー番組『極楽とんぼのタイムリミット』(22:00~24:00)に出演し、18歳大学生の悩み相談に応じた。
加藤が若者の悩みを解決していく新企画がスタート。この日、寄せられた悩み相談は9件で、加藤は「そんにニーズなかったと思わなかったな……」と落胆の色を見せつつ、「俺がちゃんと若者に刺さるような回答をズバズバ出していったら話は違うわけだからね」と気を取り直した。
最初の悩み相談は、18歳の大学生・あいりさんからの「この春から大学に入学したのですが、オンライン授業ということもあって全く友達ができません。先週に登校日があったのですが、みんなTwitterなどで知り合っていて輪に入れてもらえませんでした。どうしたらいいのでしょうか」。
加藤は、「そりゃあ、そうだよね。4月から入学式もやってないわけだもんね」と新型コロナウイルスによる影響に同情しつつ、「どうもしなくていい。なぜ、そんなことで困るの。Twitterで繋がっている人間なんか、友達でもなんでもない。そんなものは、ただの知り合い。知り合いが多くなることで自慢しているような奴は、結局入江みたいなことになる」と闇営業問題で芸能界を引退した入江慎也氏を例に挙げた。
さらに、「だから、本当の友達なんか2~3人いればいいんだよ。4年の間に気が合う人間もできてくるし、そんなことで一切焦る必要ない。流されない方がいい」と断言し、「ありのままでいい。全くありのままで。じゃないと、ずーっとその友達が“繕った人間”になってしまうから。その友達と会う時に、ある程度キャラを作ってしまうと、ずーっとそのキャラでいないといけない。そんなくだらない人生ないよ。自分の思いのままで、誰かと話をする時には、誠心誠意話せばいい。素直でいることが一番すばらしい」と主張。
そして、「友達が多いって、別に自慢にならないから。下品なことだから。『友達がいっぱいいる』なんて言っているような奴は下品よ。『友達が少ないです』で全然良い。だって、相手が自分のことを友達と思ってるか、分からないわけだから」と持論を述べ、相談者のあいりさんに激励の言葉を送っていた。
その他、「友達の概念」や「心の鍛え方」など、さらにヒートアップした加藤。「加藤浩次のお悩み相談」フルバージョンは、7日間限定で無料公開されている。