フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’20 秋の特別編』が今秋放送されることが11日、発表された。

  • (左から)広瀬すず、濱田岳、高橋克実、大竹しのぶ=フジテレビ提供

先ほど、『世にも奇妙な物語’20夏の特別編』が放送されたばかりだが、早くも秋の放送が決定。広瀬すず、濱田岳、高橋克実、大竹しのぶの4人が主演を務める。

初出演の広瀬が主演するのは「イマジナリーフレンド」。「すごく長く続いている番組で、しかも今回姉(広瀬アリス)は夏編に出ているので、姉妹で出演できるということで、ありがたいですし、すごく楽しみです」と喜びを語る。

濱田が主演するのは、鈴木祐斗氏の『ロッカールーム』(集英社『少年ジャンプ+』)が原作の「コインランドリー」。濱田はうだつの上がらない青年・橋本学役を、重要な役割を担うキーパーソンの清掃員をコロッケが怪演する。濱田は「歴史の長いこの番組に、また呼んでいただけたことを本当にうれしく思っています」と話した。

高橋は、チョモランマ服部原作の『アップデート家族』(集英社『ジャンプルーキー!』)を映像化する「アップデート家族」で一家の父親役に。その娘役を吉川愛が演じる。高橋は「“久しぶりだな”というひと言でした。ただ、尺を聞いて“そんなに短いの?”とびっくりしました」と印象を述べた。

そして大竹が主演するのは「タテモトマサコ」。同僚役を本シリーズ初出演となる成海璃子が演じる。大竹は「前回出演してから11年経っていたことに、まずは驚きました。独特の世界観のあるドラマに出演できてうれしいです」と話している。

編成企画の渡辺恒也氏は「30年目の『世にも奇妙な物語』ということで、夏・秋の2回分8作品を一気に企画し、撮影することができました。夏に引き続いて、孤独や怒り、悲しみ、虚栄心といった、人の持つさまざまな感情を描いた珠玉の4作品に、豪華なキャストをお迎えしてお送りする秋の特別編をお楽しみに!」と呼びかけた。