お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『13(サーティーン)』(8月1日スタート、毎週土曜23:40~ ※全4話)に出演することが11日、明らかになった。

オリエンタルラジオの藤森慎吾=東海テレビ提供

藤森が演じるのは、桜庭ななみ演じる主人公・百合亜を13年前に誘拐した犯人で、物語のカギを握る黒川一樹。母親からネグレクトされていたため、愛情に飢えている人物で、百合亜を失ったことから驚きの行動に出る…。

「これまで“コソ泥”みたいな役はありましたが、『13』で演じる黒川一樹のような本格的な犯罪者役は初めてです」という藤森。「複雑な役で、自分自身の人生経験では全くないことですから、気持ちの作り方をどういう風にしたらいいのかなと考えました。一樹は、純粋な思いをちょっと歪んだ形で相手にぶつけてしまうのですが、こういう純粋すぎる人って正直怖いなと思います」と、役柄の印象を語る。

また、「衣装を着て髪型を整えたときに、監督が『(眼鏡は)なしでいいんじゃないですか?』とおっしゃったので、メガネは外しました。メガネなしでの出演は、初めてだと思います。でも実は僕、そんなにメガネ姿にこだわりがあるわけでもないので、ご要望があれば応じるスタンスなんです」といい、「メガネなしの姿を視聴者の皆さんが新鮮だと言ってくれるのであればそれはそれでうれしいですが、単純に心配なのは僕の出演に気づいてもらえるかどうか(笑)。『誰だったんだ、あの犯人』って、話題になってもらっても全然いいんですけどね」と気がかりのようだ。

さらに、「ドラマへの出演が決まると、枕詞のよう『監督からチャラ男を抑えるように言われました』とネタで言うんですが、実は一度も要求されたことはありません。俳優として、チャラ男ではない部分を期待されているのかなという気がしますし、本当のことを言うとチャラ男自体、作っていますからね。本当の僕は人見知りでシャイですし、お芝居をしてる時の方がリアルな藤森ですよ。今回もリアルな藤森をお楽しみいただけるとうれしいです」と呼びかけている。