フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00～ ※関東ローカル)では、“家族経営”で居酒屋を営む一家に密着し、2週連続で放送。『お父さんと13人の子ども 前編～7男6女 闘う大家族～』が、12日に放送される。

  • 澤井さん一家＝フジテレビ提供

大阪に暮らす澤井さん一家は、36歳から15歳までの7男6女、13人の子供がいる大家族。一家は大阪駅前の地下街で、まさに“家族経営”の居酒屋を営んでいる。

高校を卒業した8人のきょうだいが働く店は、昼も夜も大盛況。定食のランチメニューは、380円の激安価格だ。さらに、澤井家の子供たちは、空手の大会でも活躍する有名なスポーツ一家。「お父さん」こと澤井淳一郎さん(55)を中心とした団結力はとても強い。

そんな澤井家に“事件”が起きたのは、3年前。父が「跡継ぎ」に決めていた長男が、誰にも何も言わず、突然、家を出ていってしまったのだ。以来、長男とは音信不通の日々が続き、固く団結していたはずの澤井家にヒビが入った。

そして、進学校に通い、成績優秀にもかかわらず、大学進学を諦めた三男も、居酒屋での仕事に「迷い」を感じ始めていた。仕事に身が入らない三男はある日、父と衝突する。家族の団結を願う父と、自分の可能性を試したい三男…。

そんな中、忍び寄る新型コロナの影…。澤井家の居酒屋、大家族の生活にも危機が迫り来る。そして、15人大家族の大黒柱である、父を異変が襲う…。

「家族って何やろね」とつぶやく父と大家族は、この大きな試練を乗り越えることができるのか…。ファーストサマーウイカのナレーションで追っていく。

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