JR東日本東京支社は9日、「泊まれる本屋『BOOK AND BED TOKYO』」を展開するアトリエブックアンドベッドの初業態となる自由に本を貸し借りできるカフェ「STAND by bookandbedtokyo」が高田馬場駅に初出店し、8月26日に開業すると発表した。
「STAND by bookandbedtokyo」では、「誰もが自由に本を貸し借りできる本棚」を設置し、高田馬場の駅・まちに集まる人々が思い思いに持ち寄った本を通して、多様な文化と感情に触れ、まだ見ぬ出会いや素敵な体験を創出するという。
外国人や視覚障害者に向けた多言語・点字対応メニューも用意するなど、誰でも利用しやすい店舗環境づくりを推進。高田馬場にゆかりのある企業・学校・団体など地域の人々とコラボレーションした企画をはじめ、さまざまな分野の第一線で活躍する人をゲストに招き、トークショーや音楽ライブといったイベント開催を予定している。
メニューはニュージーランドの人気コーヒースタンド「Coffee Supreme」のコーヒー豆を使用し、デトックス効果の高い竹炭を合わせた「ブラックラテ」を提供。限定メニューとして、日本では珍しい「デトロイトピザ」や、夜には京都発の人気店「sour」とコラボしたサワー飲料なども販売する。営業時間は平日が7~23時、土曜日が8~23時、日曜日・祝日が8~22時。開業当日は10時のオープンを予定している
高田馬場駅では、店舗開業に先立ち、店舗のある早稲田口コンコースの一部内外装をリニューアルし、3月24日から供用開始している。9月15日に開業110周年を迎えることから、これを記念し、「STAND by bookandbedtokyo」と駅が連携したイベントなども検討していく。