大和ハウス工業は7月8日、テレワーク向けの住まい「快適ワークプレイス」「つながりワークピット」、感染症対策を習慣化させる「家事シェアハウス」を公開した。
これらの提案は、自宅でも働きやすい専用空間のニーズなどの高まりを受けて6月1日から始められたもの。
防音仕様の仕事集中部屋
快適ワークプレイスは、仕事に集中できる防音仕様のクローズド空間。
防音ドア、二重窓による防音機能に加え、テレカンの音が明瞭に聞こえる音響アイテム「コーナーチューン」が採用されている。さらに、専用Wi-Fiアクセスポイント(コンセント埋め込み型)、気分によって調整できる3光色切り替えLED照明、オフィスデスクと同等の奥行き60cmのデスクもとりそろえた。提案価格は約3畳の納戸空間+71.5万円~(税込/新築戸建住宅の場合)。
リビングとつながった半仕事部屋
つながりワークピットは、仕事と家事・子育てを両立したい人向けのセミクローズド空間。
リビングとつながったマルチスペースで室内窓で家族の気配を感じつつ、ドアの開閉でオンとオフの切り替えが可能に。提案価格は約3畳の納戸空間+44万円~(税込/新築戸建住宅の場合)。
感染症対策しやすい動線と機能
家事シェアハウスには、帰宅後に個人専用ロッカーで衣服を消毒、マスクを捨て衣類を洗濯カゴに入れ、手洗いをして部屋着でリビングへ行く動線をつくった。消耗品の補充などの情報を家族とシェアする仕組みもそなえている。
取締役常務執行役員の大友浩嗣氏は、「ライフスタイルに合わせて住宅を進化させてきた会社として、このニューノーマルな時代への変化をチャンスととらえ、新しい住宅提案をしたいと考えております」と話している。