「ナハナハ!」のギャグでお馴染みのタレント・せんだみつお(72)が、同じ事務所に所属するプロレスラー・カーベル伊藤(49)とお笑いコンビ「せんちゃんいとちゃん」を結成し、“コント日本一”を決める『キングオブコント2020』への初参戦を表明した。

  • 「せんちゃんいとちゃん」のせんだみつお(下)とカーベル伊藤(上)

千のうち三つしか本当のことを言わないことが芸名の由来となっている“せんみつ”ことせんだみつおは「TBSの『ぎんざNOW!』から41年! 古希を迎えての新たなチャレンジ! 当たって砕けず頑張りますナハナハ!」と意気込みを語り、相方のカーベルは「自動車販売・リース業の社長業では飽き足らず、プロレスに参戦して“四国統一タッグチャンピオン”を獲得しましたが、このたびお笑い界にも参戦です。師匠せんだみつおさんと組んで、キングオブコントのチャンピオンを目指します」と初参戦への抱負を述べた。

また、昨年初参戦し2回戦で惜しくも敗退したギニア共和国出身のタレント、オスマン・サンコン(71)と、現役医師・大竹真一郎氏(52)が結成したお笑いコンビ「お医者さんコン」が、元駐日ベナン共和国特命全権大使でタレントのゾマホン・ルフィン(56)を加え、お笑いトリオ「お医者さんコンとゾマホン」での参加を表明した。

『キングオブコント2020』は、7月8日より予選1回戦がスタート。例年は6月下旬から行われる予選1回戦。今年は新型コロナウイルスの影響で遅れが生じたが、無事、戦いの火ぶたが切られた。予選会場は感染防止対策で客席を50%以下、東京会場は約10%に制限、観客はソーシャルディスタンスを保っての観戦となり、出場者は感染防止に配慮された会場でコントを披露した。

8日の1回戦には、4年ぶりの挑戦となったネイチャーバーガーも出場。コントを終え、三浦リョースケは「とにかく僕らはお客さんの前でやれることがまだ少ないので、それだけで良かったなと思います。1回戦を突破できたら、とにかくネタをしっかり作りたいです」と述べ、相方の笹本はやては「(感染防止対策と同時に、出場者が)最大の声を出せるように配慮をしていただいていたので気持ちよかったです。普段はあまりコントをやっていないので、慢心せずに今は結果を待って次のステージを目指します」と語った。

なお、大会へのエントリーは7月17日必着。大会の日程は7月25日まで予選1回戦が行われ、7月29日からは予選2回戦。8月14日から準々決勝。そして準決勝は9月3日・4日にマイナビBLITZ赤坂で行われ、決勝はこの秋TBSで放送される。果たして、キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。

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