『BanG Dream!』の劇場版「『BanG Dream! FILM LIVE』再上映記念トークショー」が7月5日、東京・イオンシネマ板橋にて開催された。
本トークショーには、サンジゲンの代表取締役・松浦裕暁氏、『BanG Dream! FILM LIVE』監督の梅津朋美氏、『BanG Dream! FILM LIVE』CGスーパーバイザーの三村厚史氏、ブシロードの代表取締役会長・木谷高明氏が登壇。制作の裏側を語った。トークの内容は、あらかじめTwitterで募集された質問に答えるというもの。
最初のトークテーマは「『BanG Dream! FILM LIVE』を実現させたきっかけ」。こちらは、アニメ『BanG Dream! 2nd Season』制作中、松浦氏から木谷氏へ「『バンドリ!』でフィルムライブを作成してみたい」と提案があったという。そこから制作決定に至るまでは数日しかかからなかったとのこと。企画書もなく、珍しい状態からのスタートだったと語った。
次は「お気に入りのシーンや、うまくいったシーン」について。CGスーパーバイザーの三村氏は、尺の短いテレビアニメシリーズとは違い、フル尺の演奏シーンを制作できることから、アニメでは描くことのできないキャラクターの魅力をより伝えられた、とコメント。
また、木谷氏は舞台裏のシーンがお気に入りだという。『バンドリ!』のリアルライブの舞台裏を再現したようなクオリティに絶賛した。さらに『BanG Dream! FILM LIVE』の出演者同士は仲がよく、このライブは成功しただろうと語る。
さらに話題は、観客の「アンコール」の声が響く舞台裏のシーンへ。ここは松浦氏の強い希望があって実現したとのこと。アニメ『BanG Dream! 2nd Season』の放送が終了した後の公開であったため、セリフがなくとも絵があればファンの方は色々と感じ取ってくれるのではと思い、制作に至ったという。
さらに、トークショー中に『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』についての新情報が公開された。監督は梅津氏に続投。そして、『BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage』は前作ではできなかったことをやったり、時間をかけて制作したりするなど、様々な意味でボリュームアップ予定。梅津氏は「ファンのみなさんは鑑賞するための体力づくりをしてほしい」と呼びかけ、本トークショーは幕を下ろした。
(C)BanG Dream! Project (C)BanG Dream! FILM LIVE Project