シックスセンスラボはこのほど、「デオドラントディスタンス(ニオイの安全距離)」の調査結果を発表した。同調査は6月9日〜16日、全国20代〜60代以上の男女250名を対象に、インターネットで実施された。
他人(家族含む)のニオイの気になる場所を尋ねたところ、「公共交通機関内」(43.0%)、「エレベーター内」(38.8%)といった公共の場所のほか、「洗濯物がたまったカゴ」(25.6%)、「ベッド」(19.8%)、「親の家(部屋)」(16.7%)など、家庭内を挙げる人も多かった。
パートナー(夫、妻、彼、彼女)のニオイについてどう感じているか聞くと、42.6%が「あまり気にならない」と答えた。しかし17.1%は「最近、気になるようになってきた」と答えている。
「臭う」と容易に予想できるのに、ついニオイを確かめてしまうものについて尋ねたところ、最も多い回答は「悪くなっていそうな残りもの」(31.4%)で、「枕カバー」(27.5%)、「洗濯前の靴下」(16.7%)、「汚れたTシャツ」(16.3%)と続いた。
他人とのデオドラントディスタンス(ニオイの安全距離)はだいたいどれくらいか聞くと、「好きな人の場合」は32.6%が「50センチくらい」と答えた。「それ以外の人の場合」だと、「50センチくらい」は5.8%と激減し、代わりに「1メートルくらい」「2メートルくらい」が増加した。
デオドラントディスタンス(ニオイの安全距離)が保てなくなる時、最もよく取る行動を尋ねたところ、57.1%が「静かに少し距離をとる」と答えた。40.3%は「しょうがないので我慢する」と答えている。
もっとも気になる人のニオイ(体臭や口臭)の原因は何だと思うか聞くと、「加齢」(59.2%)、「喫煙の習慣」(45.3%)が多くを占めた。
周囲に「臭わせたくない」ためにどんな対策をしているか尋ねたところ、8割以上が何かしらの対策をとっていることがわかった。具体的には「歯をよくみがく」(47.7%)、「消臭スプレーを使用」(28.7%)、「洗濯時にデオドラント洗剤などを使う」(27.9%)、「ブレスケアのためのガム、タブレット」(26.4%)が多かった。