20代「テレワークしたい」が7割、でも「週1は出社したい」理由は?

学情は7月6日、「20代の意識調査」の結果を発表した。同調査は6月24日〜30日、20代専門の転職サイト「Re就活」サイト来訪者783名を対象にインターネットで行われた。

テレワークでの勤務を希望する人は74.2%

テレワークを実施したいか尋ねたところ、74.2%が「テレワークを実施したい」と回答。理由としては「新型コロナウイルスの感染リスクを減らしたいから」「通勤がないと時間を有効活用できるから」「テレワークでも仕事ができることが分かったから」「オンラインツールである程度のコミュニケーションは取れることが分かったから」などが挙げられた。

テレワークを実施したい頻度について聞くと、「週に3〜4回」(36.5%)が最も多く、次いで「週に1〜2回」(28.1%)となった。「毎日テレワークを実施したい」は24.6%にとどまっている。テレワークを希望する人の75.4%は「週に1回以上の出社」と答えており、出社とテレワークをうまく組み合わせたハイブリッド型の働き方を求めていることがわかった。

テレワーク希望者の75.4％は「週に1回以上の出社」を希望

出社とテレワークを組み合わせたハイブリッド型を求める理由としては、「直接顔を合わせて、何気ない会話をすることも必要」「定期的にフィードバックをもらったほうが、仕事のクオリティを高められる」「社内の雰囲気をつかむ時間も必要」「自宅でできることはテレワークで対応し、直接コミュニケーションを取るときは出社したい」などが挙げられた。

出社したい理由について聞くと、「対面のほうが相談しやすい」(36.2%)が最も多く、「社内の人間関係も大切にしたい」(34.8%)が続いた。「対面のほうがスキルの習得や自己成長につながる」も19.9%で、テレワーク実施でも、対面でのコミュニケーションを大切にし、社員同士の意見交換や相互協力のなかで成長していきたいと考えていることがわかった。