フォスター電機(フォステクスカンパニー)は、従来機に改良を加えて高音質化を図った他、オートスタンバイ機能を新しく搭載したスピーカー用小型パーソナルアンプ「AP15mk2」を発表した。7月下旬からの発売を予定しており、価格は11,800円(税込)。
同製品は、小型パーソナルアンプ「AP15d」を改良したスピーカー用アンプ。部品のレイアウトなどを変更して歪率や残留ノイズ性能を改善し、いっそうクリアで良質なサウンドを実現したという。
無信号やそれに近い状態が続くと自動的にスタンバイモードに切り替わり、消費電力を0.5W以下に低減する新しくオートスタンバイ機能を搭載する。本体底面にディップスイッチを備え、オートスタンバイ機能のオン/オフと待機時間を1分/12分から選択できる。
入力端子として前面に3.5mmステレオミニジャック、背面にRCA端子を備える。定格出力は15W+15Wで、適合負荷インピーダンスは4Ω~8Ω。周波数特性は20Hz~20kHz、S/N比は90dB以上、全高調波歪率は0.05%。電源はDC15Vで、付属のACアダプターから行う。本体サイズはW110×H30×D75mmで、重さは約250g。
製品にはACアダプター、スピーカーケーブル(1.5m)、ステレオミニケーブル(0.8m)、ステレオRCAケーブル(1.5m)を同梱する。