デンソーは7月6日、自動運転等の研究開発を行う新拠点として、7月3日にオープンした羽田イノベーションシティに「Global R&D Tokyo, Haneda」を開設した。
「Global R&D Tokyo, Haneda」には、自動運転の企画・開発を行うオフィスに加え、試作品の車両への搭載などを行う車両整備棟と、実車評価用のテスト路を備えているという。東京エリアにおいて研究開発から実車実証までを一貫して進められる体制を構築し、今後の開発を加速していくとしている。
羽田エリアは、国家戦略特区として自動運転などの公道実証を行うことができる環境整備が進められているほか、周辺には大田区のものづくり企業が集まっている。同社は今後、特区制度の活用や大田区周辺のものづくり企業との連携も推進していくということだ。
Global R&D Tokyo, Hanedaの場所は、京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋」駅直結(羽田イノベーションシティ)。オープン時の従業員数は130名。