えちごトキめき鉄道は開業5周年を記念し、イベント車両を使った特別列車を8月に運行する。非公開の鉄道施設などを見学できるコースと、日本海の夕日を鑑賞しながら冷たいビールを満喫できるコースを設定する。
鉄道施設などを見学する特別列車は8月1・8・9・10日に運行。8月1日は「上越の鉄道遺産編」として、二本木駅から線路上を歩き、1922(大正11)年築の雪囲いを見学し、くびき野レールパークで100年以上前の車両に体験乗車することもできる。
8月8~10日は「頸城トンネル大探検編」として、大藤崎斜坑の洞窟のような階段を下り、頸城トンネルの中を歩く。トンネルの中にある筒石駅にも10分弱停車し、探索を楽しめる。料金はいずれも7,000円(小児同額)で、定員は各日30名。昼食に弁当が付くほか、こども向けにトキ鉄グッズをプレゼントする。メールと電話にて7月9日17時まで受け付け、1人から4人まで申込み可能。応募多数の場合は抽選となる。
ビールを楽しむ特別列車は8月1・8・9・14・15日に運行。直江津駅を17時41分に発車し、海沿いの有間川駅で17分間停車。市振駅で折り返し、直江津駅に20時26分に帰着する。車内ではビールととおつまみセットが用意されるほか、有間川駅停車中に熱々の唐揚げを買い求めることもできる。提供するビールは8月1・8・9日がサントリーモルツ、8月14・15日が妙高高原ビール。料金はいずれも6,000円で、定員は各日30名。メールと電話にて7月9日17時まで受け付け、2人または3人で申込み可能。応募多数の場合は抽選となる。