JR東日本仙台支社は、新型コロナウイルス感染症の影響で運転を見合わせていた「リゾートみのり」の最終運転を8月8~10日に実施すると発表した。専用臨時列車「ありがとうリゾートみのり号」として運行し、旅行商品を発売する。
専用臨時列車「ありがとうリゾートみのり号」は、下りが仙台駅9時13分発・古川駅10時3分着・鳴子温泉駅11時0分着・新庄駅12時26分着、上りが新庄駅15時0分発・鳴子温泉駅16時0分着・古川駅17時38分着・仙台駅18時55分着で運転される。
下りを利用する旅行商品は、仙台~新庄間(日帰り・宿泊)、仙台~鳴子温泉間(日帰り・宿泊)、鳴子温泉~新庄間(日帰り)の3コースを設定し、8月8~10日の3日間催行。上りを利用する旅行商品はいずれも日帰りで、新庄~仙台間、新庄~鳴子温泉間、鳴子温泉~仙台間の3コースを用意。8月9・10日に催行する。
旅行代金は、日帰りが5,500~7,500円、宿泊付きが2万3,500~2万4,500円(いずれも大人料金のみ)。宿泊付きは2名以上での申込みが必要。宿泊場所は「鳴子温泉鳴子観光ホテル」または「肘折温泉優心の宿観月」となる。ウェブ限定で発売され、参加者には特典として、「ありがとうリゾートみのり」クリアファイル、記念乗車証、沿線特産品のおつまみがプレゼントされる。
最終運行を前に、「ありがとうリゾートみのり」特設サイトも開設された。オリジナルのぬりえやペーパークラフトをダウンロードできるほか、「リゾートみのり」の走行動画、歴代の乗車証明書やポスター、パンフレットなど公開している。