歌手の安斉かれんと俳優の三浦翔平がW主演するテレビ朝日系ドラマ『Ｍ　愛すべき人がいて』(毎週土曜23:15～)の最終回が、4日に放送される。

  • 田中みな実 -テレビ朝日提供

ついに国民的スターにまで上り詰めた歌姫・アユ(安斉)。プロデューサーのマサ(三浦)と2人で虹を渡ることを夢見ながら、密かに愛を育んできたが、スターにはその純粋な愛さえも命取りに。スキャンダルを握りつぶす見返りとして、マサが社長の大浜(高嶋政伸)から与えられた仕事のせいで、2人は少しずつ引き離されていく。

マサとのすれ違いが増えるほど、アユは人の心に響く切ない歌詞を書き、アーティストとしての評価が高まっていくという矛盾に苦しむ。愛を選んで幸せになっていいのか、それとも人の支えになる歌を届けるスターであり続けるべきなのか、アユとマサはお互いを思うあまり、激しい葛藤に苛(さいな)まれる。

そしてマサの秘書・姫野礼香(田中みな実)は、「マサがいないほうがアユは絶望的で塩味の効いた歌詞を書く」という事実をマサに突きつけ、これみよがしにテイクアウトしたアユの塩焼きにかぶりつく。

アユとマサ、そして周りの人々の切ない思いが絡み合う最終回では、純粋な愛の行方と、その先の未来が描かれる。

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