タレントのファーストサマーウイカとお笑いコンビ・エイトブリッジの別府ともひこが、きょう3日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に出演する。
オープニングでは、メーンキャスターのアリタ哲平(有田哲平)にイジられ放題の別府を尻目に、“女優”として眼鏡をかけて登場したウイカが、自身の芸名の由来などを真面目に語る。
特集のテーマは「2020年上半期ニュースワードランキング」。新型コロナウイルス感染拡大、それを受けての東京オリンピック開催延期など、さまざまなニュースが世間を騒がせた2020年上半期。後世まで語り継がれるであろうこの激動の半年間のニュースワードをランキング形式で振り返り、全力解説員の齋藤孝氏、吉川美代子氏、出口保行氏を交えて徹底討論していく。
まずはランキング発表の前に、吉川氏が、個人的に気になるニュースワードとして「ブックカバーチャレンジ」を紹介。SNS上でおすすめの本を発表し、自分の知り合いにバトンをつないでいく「ブックカバーチャレンジ」に、大いに共感を覚えたという。
すると、実は番組の出演者たちも「ブックカバーチャレンジ」を行っていたことが判明し、急きょその模様をVTRで公開することに。しかし、キャスターの小澤陽子アナウンサーから始まるリレーは意外な展開を見せ、VTRを真剣に見ていたウイカは表情を曇らせ始める。
その後も、出口氏、齋藤氏が、それぞれ個人的に注目するニュースワードを発表するなど、なかなか本題が始まらない状況に、この日のために2020年上半期のニュースをしっかり勉強してきたというウイカは、イライラを募らせていく。
さらには、横に座っていた別府が、アリタからとある指令を受けて立ち上がり…。予想だにしなかったまさかの事態に次々と見舞われ、つい素のリアクションをしてしまうウイカ。そしてエンディングに登場した最強の“刺客”にウイカはがく然とし、一同驚がくの表情を浮かべる。
収録を終えたウイカに感想を求めると「“やっぱりな!”ですね(笑)。私は『脱力タイムズ』のファンなんですけど、今回のオファーをいただいたとき、ちょっと不思議だったんですよね。私が女優さんの枠に座れるわけがないし、芸人さんの枠もおそれ多いし、一体どういう役割を求められてるんだろうって。そしたら、“女優枠です”って言われて。だから今日は、若干疑う気持ちでスタジオに来たんです(笑)」と本音を吐露。
「初めのうちは、台本にないことが起きても、私とは関係ないところだから気にしなくていいのかな、なんて思ってたんですけどね、番組が進むにつれて、『ん?なんか臭いな』って、におってきて(笑)」といい、「ニセモノの台本も、ちゃんと全部覚えちゃったし。それでまた、このニセの台本がよくできてるんだ!(笑)」と感心する。
収録が終わった途端、「私、大丈夫でした?」と心配していたが、「なんか、自分の役割に気付くまでに時間がかかっちゃったんですよ。気の利いたリアクションもあんまりできなかったし。最初しばらく、“ん?ん?”ってなっちゃいましたからね。その顔、しっかりカメラに抜かれてると思うんですよ。怖いなぁ…。本当に今日は、後悔することだらけで。だから今、すごく心配なんです。みんなに『あいつ全然ダメだったな』って言われてるんじゃないかって」とのこと。
スタッフは絶賛していたが、「製作総指揮の(名城)ラリータさんが『面白かった』って声をかけてくださったんですけど、『でも、本当に真面目な人だよね~』って(笑)。確かに、要らない真面目さが出てましたよね。素をさらけ出しちゃったかもしれないです」と予告した。
そして、「情けないですが、私自身に見どころはありません(笑)。しいて言うならば、私のリアクションが普段のコッテリ系と打って変わって、ガチすぎて動揺がダダ漏れ、バラエティのリアクションとして0点なところです(笑)。『うわっ、やられた!』っていう決定的瞬間もなく、ぬる~っとシフトしていく感じというか、じわじわと時空がゆがんでいくあの感じを一緒に感じて楽しんでいただけたらと祈るばかりです(笑)。別府さんまわりにも色んな驚きがあり、構成そのものが素晴らしくて、そこが一番見どころです」とアピール。
一方で、「「もちろん、リベンジしたい気持ちもありつつ、怖さもあります。また同じパターンだったらいいんですが、絶対に同じ仕掛けはなさそうだし。ただ、本当に大好きな番組なので、また呼んでいただけるならそれだけでうれしいので、その時のために腕を磨いておきます!」と意欲を示していた。
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