ダイソンは7月1日、ヘアビューティー製品の新アイコンとして女優・モデルの長谷川京子さんを起用。今後はテレビCMや広告などに出演し、「過度な熱に頼らずに髪本来のツヤを守る」というダイソンのヘアケア製品を提案していきます。
今回の発表会では、ヘアスタイリストのTAKU氏が登壇。ダイソンヘアケア製品を実際に使ったさまざまなスタイリングについてアドバイスしました。ここでは、会場で発表されたTAKU氏による年代別や髪の悩み別に見るダイソンヘアケア製品の使い方を紹介します。
20代~30代は、すばやく乾かして艶アップを目指す
最初は代20~30代の女性。若い女性の場合、湿気が多いと髪にボリュームが出すぎてしまうことがあります。ダイソンヘアケア製品には、ドライヤーの「Dyson Supersonic Ionic」(以下、Supersonic Ionic)、スタイラーの「Dyson Airwrap スタイラー」(以下、Airwrap スタイラー)の2製品がありますが、最初のモデルさんが利用したのはSupersonic Ionicです。毎分2.4立方メートルという、市販のドライヤーとしてはトップクラスの風量を誇ります。利用したモデルさんも「とにかく乾くのが早い」とコメントしていました。
Supersonic Ionicには、4つのアタッチメントが付属。なかでもTAKU氏のおススメは「ジェントルエアーリング」。今回のモデルさんも、このアタッチメントを利用して髪をスタイリングしていました。
ジェントルエアーリングは風を拡散させる形になっており、優しい風と熱で髪や頭皮にダメージを与えずにスタイリングできます。TAKU氏は「ジェントルエアーリングを装着すると、ドライヤーを1cmまで顔に近づけても熱くなりすぎないのがすごい」とコメント。このため、前髪など顔回りのポイントスタイリングもしやすいといいます。
ちなみに、ジェントルエアーリングを使わない状態でも、Supersonic Ionicは髪に熱ダメージを与えにくくなっています。その仕組みはインテリジェント・ヒートコントロール機能。毎秒20回も風の温度を計測しながら、髪がダメージを受けるレベルの熱風にならないように温度をコントロールします。
また、マイナスイオンを発生させて、静電気や髪の広がりを抑えることも可能。ダイソンによると、Supersonic Ionicで乾かした髪は、自然乾燥と比較して髪の滑らかさが11%アップ、艶が17%アップするそうです。髪のうねりは28%抑えられるとのこと。
40代のロングヘアは気分に合わせてゴージャスに
次のモデルさんはロングヘアの30代~40代女性です。TAKU氏によると、この年代でロングヘアの日本人女性は、ほとんどがストレートスタイル。こちらのモデルさんは、Airwrap スタイラーを使ったエアリーウェーブスタイルを実践していました。
Airwrap スタイラーはアタッチメントを変更することで、髪を乾かす、伸ばす、カールさせる、ボリュームアップなど、さまざまなヘアケアが可能です。普段はストレートでも、Airwrap スタイラーがあれば、気分を変えたいときやオシャレを楽しみたいとき、手軽に美しいカールスタイルが作れます。
会場で使用したアタッチメントは、髪を風で引き寄せてカールを作る「Airwrap カーラー」です。こちらのローラーは直径40mmと30mmの2種類から選べます。さらに、髪を時計回りに巻き付けるものと反時計回りに巻き付けるものがあるので、内巻きも外巻きも自由自在。
TAKU氏がおススメしたのは、しっかりとした巻きが作れる30mmタイプのアタッチメント。今回は「ふんわりと風を含んだ自然でエアリーウェーブ」をスタイリングします。特徴的なのが、カールを作るときに20%~30%ほど髪が濡れた状態でスタイリングすること。
一般的に、熱で髪を巻くコテはかなり高温になるため、濡れた髪に使うと髪内部の水分が急激に膨張して髪を傷めることがあります。一方、Airwrap スタイラーは風の力でカールを作るので、濡れたままでも髪を傷めません。
TAKU氏によると、一つの方向でカールを作ると、どうしても波打ったようにかたまったウェーブになりがち。そこで、時計巻き、半時計巻きのウェーブをランダムに作ることで、より自然でエアリーなウェーブが作れるといいます。
余談ですが、Airwrap カーラーで内巻き・外巻きを作るには、巻きの方向を変えるたびにアタッチメントを変更する必要があります。今回の会場では、モデルさんがスタイラー本体を順手・逆手に持ち替えることで、外巻きと内巻きのカールを作り分けていました。