タイガー魔法瓶は7月1日、土鍋圧力IH炊飯ジャー<炊きたて>シリーズの新モデルとして、JPI-A型とJPI-B型を発表した。発売日は8月21日で価格はオープン。
推定市場価格(税別)は、JPI-A型の5.5合炊き(JPI-A100)が69,800円、1升炊き(JPI-A180)が72,800円。JPI-B型の5.5合炊き(JPI-B100)が49,800円、一升炊き(JPI-B180)が52,800円。カラーはJPI-A型のPI-A100がオフブラックとオフホワイト、JPI-A180がオフホワイト、JPI-B型の2モデルがディープブラウン。
JPI-A型は、9層の多層鍋に蓄熱性と熱伝導性のよい素材をコーティングした「遠赤9層土鍋かまどコート釜~ご泡火(ほうび)仕上げ~」が特徴。
内なべ外側の上部に熱伝導性の高い銅素材を使用した「かまどコーティング」、外側下部に蓄熱性の高い「土鍋蓄熱コーティング」を施した。粒の大きさが異なる素材でコーティングを重ねて蓄熱生を再現し、沸とう時の火力が従来品(JPC-B102)と比較して約13%アップしている。
さらに、内なべの内側には「遠赤土鍋コーティング」を施し、新形状の釜底によって泡立ちを強化。土鍋のような細やかな泡立ちでお米の一粒ひと粒を包み込み、遠赤効果を高めて美味しさを引き出す。
このほか、大小2つの圧力ボールを制御する「可変W圧力炊き」を採用。炊き上げ時に1.25気圧の圧力をかけて、ねばりともちもちした弾力を引き出し、炊き上げ後は1.05気圧まで減圧。そこから高温蒸らしによって、ごはん粒を炊きしめて、しっかりとした食感に炊き上げる。
IHヒーターは加熱面積を広げた「釜包みIH」を採用。内釜を包み込むようにIHヒーターを配置した。広い面積で加熱することで、加熱量をアップさせて米本来の甘みを引き出す。
また、フラッグシップモデル(JPG型)の「一合料亭炊き」で研究開発した加熱プログラムを応用した「少量旨火炊き」を新搭載。お茶碗で1~2杯分など、少ない量でも美味しく炊き上げる。お茶碗1杯(0.5合)を最短約15分、1合を約17分で炊飯できるのも便利。なお、0.5合炊きと1合炊きができるのは、JPI-A100(5.5合炊き)のみ。1升炊きのJPI-B180は最小2合からの炊飯となり、2合を約20分で炊ける。
操作部には大型液晶を新たに搭載。使うたびに洗う必要がある部品は、内なべ、着脱式の調圧キャップ、内ぶたの3点のみ。とっ手がついている内なべは、スイッチをオフにしてすぐに取り出して洗えるほか、天面は凹凸を少なくして拭きやすくしている。
炊飯メニューは、エコ炊き、白米、極うま、早炊き、少量高速、冷凍ご飯、炊き込み/おこげ選択、おかゆ、玄米、麦めし押麦、麦めしもち麦、雑穀、おこわ、調理、すし・カレーがある。JPI-A型のみ「少量炊き」を備える。
JPI-A100(5.5合炊き)の本体サイズは幅25.2×奥行き30.2×高さ21.1cm、重さは約5.4kg、最大消費電力は1,200W。 JPI-A18(1升炊き)の本体サイズは幅27.5×奥行き32.9×高さ24.2cm、重さは約6.5kg、最大消費電力は1,350W。
JPI-B型
一方のJPI-B型は、内釜に「遠赤5層土鍋蓄熱コート釜」を採用。「ご泡火(ほうび)炊き」、「少量旨火炊き」は搭載していない。
JPI-B100(5.5合炊き)の本体サイズは幅25.2×奥行き30.2×高さ21.1cm、重さは約5.4kg、最大消費電力は1,200W。JPI-B180(1升炊き)の本体サイズは幅27.5×奥行き32.9×高さ24.2cm、重さは約6.5kg、最大消費電力は1,350W。