自粛生活を続けている間、家でこれまで以上によく飲んだのが、昼はコーヒー、夜はお酒。もしもその2つを合わせて飲んでみたら美味しいのだろうか? そこで今回は、「UCC BLACK無糖」といろいろなお酒で「ブラックボール」を作って飲んでみた。
「ブラックボール」とは、お酒をコーヒーで割って作る、流行に敏感なお酒好きの間ではちょっとしたブームになっている新しい飲み方。今回、「ブラックボール」を作るために使ったのは、「UCC BLACK無糖」。レギュラーコーヒー100%使用、香料無添加で、雑味がなくスッキリしたコーヒー本来の味を楽しめる、おなじみの缶コーヒーだ。仕事の合間にクイッと飲んでスッキリ気分転換しているビジネスマンも多いはず。そんな「UCC BLACK無糖」を色んなタイプのお酒と組み合わせてみた(ビール以外の割り方はすべて「お酒1:コーヒー3」)。
●グビグビ飲める! 「ビア ブラックボール」
コーヒーとビールってどうなのかな~と思いつつ、ビール1:コーヒー1の対等な割合でわってみた。ひと口飲んでビックリ、すごく合う! 一気にグビグビ飲んでしまった。ビールの苦味とコーヒーの苦味が合わさっているのに、不思議なことに爽やかさが際立ってフルーティですらある。つまりは黒ビールっぽい。もちろんビールの種類によるのだが、おすすめなのはライトなテイストの外国製のスタンダードなビール。もしくはドライビールも合うかもしれない。ビールに個性がありすぎると合わないような気がする。つまみはソーセージを用意して、本場のパブっぽさを楽しんだ。今回1番のおすすめレシピ。
●こってり肉料理との相性抜群「泡盛 ブラックボール」
ひと口飲んだ瞬間に感じるコーヒーの風味から、後から泡盛の香りが口の中に広がってくる。意外とすっきりした飲み口なので、濃い味の肉料理との相性が良い。柔らかい豚角煮の甘い脂が、すっきりした泡盛ブラックボールで流されて、延々と杯が進む。晴れた夜、窓を開けて風を感じながら飲んでいると、ちょっとした沖縄旅行気分を味わえた。
●食前酒にもおすすめな「梅酒 ブラックボール」
一番の意外な組み合わせだが、苦味と甘味が良いバランスで驚くほど良く合う。最初は梅酒1:コーヒー3で割ってみたが、ちょっと物足りずに梅酒を足してみた。すると、微妙な違いでかなり味わいが変化する。割合を変えながら自分好みの味にしながら飲んでみるとよいかも。紹興酒っぽいので中華料理の食前酒としても良し。
●芳醇な香りも美味しい「ラム ブラックボール」
鼻に抜けるラムの甘く芳潤な香りがコーヒーの香りと相まって、さらに上質な洋酒のテイストに。ナッツをつまみながら少しずつ味わって、夜をまったりと過ごしたいときに試してみたい本格的なお酒好きの味という感じ。
●意外と優しい味わい「テキーラ ブラックボール」
テキーラといえば、ショットでグイッと一気に飲むことがほとんど。他のドリンクと合わせたらどんな味になるのかな? と思いきや、コーヒーで割るとテキーラの強烈な味が中和されてちょっと優しい味わいに。テキーラだからレモンと塩かな、と加えてみたがあんまり合わず。タコスやブリトーのようなスパイシーなメキシコ料理、タコやサーモンのカルパッチョなどと一緒に飲んでみよう。
●芋焼酎のクセがコーヒーの香りと調和「芋焼酎 ブラックボール」
普段からよく飲んでいる芋焼酎で割ってみると、芋焼酎っぽいクセがコーヒーの香りと調和してまろやかでかなり美味しい。コーヒーの割合をちょっと減らすと、より料理に合うと思う。おつまみには鳥の炭火焼や燻製がおすすめ。
以上、どのお酒で作ったブラックボールも「UCC BLACK無糖」のクリアな味が加わることで、飲んだことのない新しい飲み物になっていて楽しめた。以前のように外飲みする機会は減ってしまうであろうwithコロナ時代の晩酌には、こうしたひと手間加えたレシピがますます人気になるはず。みなさんもいろんなお酒と「UCC BLACK無糖」で自分好みのブラックボールを作ってみては?