近江鉄道は新形式車両300形を導入し、今年8月から営業運転を開始する。これに先立ち、7月23・26日に300形試乗会を開催する。
300形は西武鉄道から譲渡された3000系を自社でワンマン改造した車両。近江鉄道として初めて、乗降扉上に車内案内表示器を設置し、行先・次駅案内を表示することで利便性向上とバリアフリーへの対応を図った。車両前面・側面の行先表示器には白色LEDを採用し、視認性を高めている。車体のカラーは100形と同様、琵琶湖をイメージした水色(オリエントブルー)とした。
試乗会は7月23・26日の両日とも、彦根駅を12時50分に発車して八日市駅で折り返し、15時25分に彦根駅に帰着する行程で実施。車内では300形デビュー記念グッズ(クリアファイル / キーホルダー)の先行発売を行うほか、途中停車駅で300形の記念撮影もできる。記念撮影の際は、LED行先表示器を参加者の希望の行先に変更するサービスも実施する。また、試乗会の参加者全員に記念乗車証をプレゼントする。
定員は各日50名、参加料金は1人3,000円。大人1人につき小学生以下のこども1人まで無料。参加料金は当日、受付にて支払う。参加申込みは近江鉄道ウェブサイト内のイベント専用応募フォームで受け付け、応募期間は7月8日まで。応募多数の場合は抽選となる。当落の結果は7月10日にメールで通知する。