東武鉄道と東武トップツアーズは、尾瀬の山小屋が7月1日から営業再開することを受け、臨時夜行列車「尾瀬夜行 23:55」を8月1日から10月10日までの金・土曜日(計21日間)に運行すると発表した。
臨時夜行列車「尾瀬夜行 23:55」は、東武鉄道の特急車両「リバティ」(500系)3両編成を使用し、浅草駅23時55分発・会津高原尾瀬口駅3時18分着で運行。途中の北千住駅、新越谷駅、春日部駅からも乗車できる。終点の会津高原尾瀬口駅から、同駅4時20分発の専用連絡バスに乗り換え、尾瀬の入り口である沼山峠に6時10分頃に到着する。
今年の運行に関して、利用者が安心して尾瀬へ旅行できるように、ソーシャルディスタンスに配慮したスタイルになるという。これにともない、従来は151名だった定員を約半数の75名とし、隣り合わせの2席を1名で利用することで、より安心して利用できる車内環境とする。「リバティ」の車内では「TOBU FREE Wi-Fi」を利用でき、スマートフォンの充電などに使えるコンセントも各座席に備えている。
「尾瀬夜行 23:55」は通常の列車と異なり、東武トップツアーズの旅行商品「東武の尾瀬」内のプランとして発売される。片道利用・往復利用のほか、さまざまなプランがあり、乗車1カ月前から各出発週の金曜日17時まで販売する。