新型コロナウイルスの影響で2月29日より臨時休園していた千葉県浦安市の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが1日、約4か月ぶりに営業を再開した。

  • 東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが約4カ月ぶりに営業再開

8時のパーク開園時は、ソーシャルディスタンスを保ちながら開園を待つゲストに対し、オリエンタルランド代表取締役会長兼CEOの加賀見俊夫氏が「みなさまを再び東京ディズニーリゾートにお迎えできることを、全キャストともども、心から嬉しく思っております。パークの再開にあたっては、ゲストのみなさまとキャストの健康と安全を最優先に考えた新たな対策を検討し、準備を重ねてまいりました。ゲストのみなさま全員に安心してパークを楽しんでいただけるよう、ぜひご理解とご協力をお願いいたします。魔法あふれるディズニーテーマパークの世界を存分にお楽しみください」とあいさつ。

そして、ワールドバザールの両脇では、ゲストの来園を心待ちにしていたキャストが、間隔をあけながら笑顔で手を振り、ゲストを迎えた。

ゲストは久しぶりの“夢の国”に笑顔。神奈川県の中条さん家族は「久しぶりに来ることができてとてもうれしいです。マスク越しでもキャストの笑顔を感じることができて、おかえりなさいと言われているようでした」と喜び、神奈川県の三宅さん家族は「シンデレラ城にミッキーやミニーたちが出てきて、手を振ってくれたのが、とてもうれしかったです。今日はパークの雰囲気を感じたり、家族で写真をたくさん撮ったりしたいです」と話した。

なお、同社は「再開にあたりましては、政府の『新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針』を踏まえて作成された『遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン』に沿った対策を講じることに加え、行政機関からの指導のもと、ゲストの皆さまとキャストの健康と安全の確保を最優先に運営してまいります」としている。

(C)Disney