WeWork Japanは7月1日、ポストコロナ時代のニューノーマルにおいて急増しているテレワークやサテライトオフィスのニーズに応えるためとして、既存拠点と7月にオープンする2拠点を含む、国内6都市30拠点以上の「WeWork」が自由に使える新プランである「We Passport(ウィー・パスポート)」を提供開始した。

  • We Passportのイメージ

メンバーは、プライベートオフィスを構えているホーム拠点(複数拠点可)に加え、プラン内容に沿った他拠点の共用エリアを、原則追加の費用無しで利用可能になるとしている。

同社の全拠点を自由に利用することで、働き方の利便性を高め、移動時間を減らし、従業員の生産性を向上させられるという。

同社の全拠点において、Wi-Fi環境や飲料サービス、用途別会議室やプライバシーを保護した空間(電話ブース)などが整っているため、情報管理上も安全といい、従業員の満足度向上も期待できるとのこと。

また同プランでは、1つのデスクを複数のメンバーで共同利用できるため、一般的なオフィス賃貸借契約を縮小して同プランに切り替えることで、従業員1人あたりのオフィス費用を大きく抑制し、企業のオフィスコストの削減に寄与できるとしている。

同プランで利用できるサービスは以下の通り。

・問い合わせから契約まで迅速な入居(最短で数日)
・月単位での契約が可能(最短1か月から)
・小規模(1人)から大規模(数百人)の利用者数への対応
・事業に応じたオフィス縮小・拡大などのニーズへの柔軟な対応
・初期費用や原状回復費用などのコストの削減
・Wi-Fi、用途別会議室、ゲスト受付、飲料サービスなどの整備
・各種イベントへの参加(全拠点・オンラインを含む)
・サービスストア(パートナー企業の提供サービスショップ)の特別優待
・海外WeWork拠点(38か国)へのアクセス(要クレジット)