お笑いコンビ・バッドボーイズの清人と佐田正樹が1日、東京・千代田区の法務省庁舎内で行われた「法務省×吉本興業 第70回 社会を明るくする運動―広がり、つながる未来の輪。―キックオフイベント」に出席した。
“社会を明るくする運動”とは、犯罪や非行のない安全で安心な明るい社会を築くための全国的な運動。法務省と吉本興業は、同運動の広報啓発活動として、様々な取り組みを展開している。
この日のイベントには、昨年7月に“よしもと社明アンバサダー”に就任した木村祐一、バッドボーイズ、横澤夏子、LINEスタンプやCMのコラボ制作を手掛けたカラテカの矢部太郎、“社会を明るくする運動フラッグアーティスト”の谷村新司が登場した。
バッドボーイズはMCとして登場。「法務省に我々が。コンビ名がバッドボーイズと言います」「けっこう勇気ある判断ですよね」「日本語に訳すと“悪い男たち”でございますから。それがアンバサダー」「法務省に来られるなんて」と話して笑いを誘った。
そして、佐田は「我々の肩書きは“よしもと社明アンバサダー”。少年の頃、2人とも国のほうに監禁されていた経歴がございまして、自分たちが経験したことを、何か貢献できることはないかということでお話をいただき、任命していただきました」と語り、佐田も「光栄です」と話した。
イベントでは、バッドボーイズ、木村、横澤らが出演するショートムービーをお披露目。元受刑者の男性と少年院に入っていた女性が、保護司や周りのサポートで立ち直っていく姿を描いたもので、バッドボーイズの2人は、社会復帰を支える人物として登場している。