フジテレビは、“お笑い勝ち抜きマッチ”の新たな特番『笑撃! SOKUNETAバトル』を、5日(16:00~17:25)に放送する。
この番組は、全国の自宅にいる49人の視聴者が審査員。挑戦する芸人はあらかじめ収録したショートネタVTR(30秒×4本、5秒×1本)を用意し、49人からルーレットで選ばれた1人(本人は選ばれたことを知らない)を見て、好みのネタを予想して勝負するネタをチョイスする。
笑ったか、笑わなかったかを判断するのは、MCの田村淳。笑ったら2人目、3人目の挑戦へ進むが、笑わなかったらその場でチャレンジが終了。最終ステージの審査員は、笑いのツボが全くつかめない超大物スポーツ選手で、5人勝ち進むと金一封がゲットできる。
挑戦する芸人は、エミリン、蛙亭、くっきー!(野性爆弾)、3時のヒロイン、ジェラードン、トム・ブラウン、ハリウッドザコシショウ、プラス・マイナス、マヂカルラブリー、四千頭身(※五十音順)
3時のヒロインは「20代の女性が当たればいいな~」と自分たちを好きそうな人を希望するが、年配の女性が選ばれ“朝ドラ”ネタをぶつけるも…。YouTuberとして活動しているエミリンは「他の芸人さんから下に見られている!」と敵対心を見せる。
四千頭身は、リモート先のファンと楽しいやり取りを見せる場面も。ハリウッドザコシショウは、自身で編集した独特の世界観あふれるVTRを連発するが、視聴者の反応は…。マジカルラブリーは、他の芸人たちのチャレンジを見て「このくらいの笑いでいいのか? 自分たちのネタで爆笑させるぞ」と挑戦的な発言。くっきー!は、いきいなりこん身の5秒ネタを披露する。
収録を終えた田村は「収録前にそこそこ持っていた期待感を、何度か超えていくという体感ができました。ショートネタって、ググッと力を入れて見る感じではないですよね。だから、気軽に見ていたのに、今回はすごくツボに入れられましたよ。ネタ番組とは違う、全く新しい感覚のネタ番組が始まったな、と。スタジオにはお客さんもいなくて、この時代だからこそ生まれた新しいお笑いの見せ方ですね」と手応えを感じた様子。
また、リモート参加の審査員については「家で見てそのまま収録に参加しているので、観覧で来ているお客さんとは全然違います。スタジオの雰囲気にのまれることもなく、リラックスしているし。それぞれの家の様子から人となりが見えたのも面白かったですね。収録中にラーメン食べながら見ている人や、ゲームやっている人もいて、今までだったら考えられなかった! 本当にリアルでいいな、と思いました(笑)」と印象を語っている。
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