吉沢亮と杉咲花がW主演を務める映画『青くて痛くて脆い』(8月28日公開)の予告映像が1日、公開された。
同作はデビュー作『君の膵臓をたべたい』が大ヒットした小説家・住野よるの同名小説の実写化作。人付き合いが苦手な大学生・田端楓(吉沢)と、空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃(杉咲)は、「世界を変える」という大それた目標を掲げる秘密結社サークル「モアイ」を作るが、秋好は“この世界”からいなくなってしまう。社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系就活サークルに成り下がったモアイで、楓は秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み「モアイ奪還計画」を企む。
公開された予告では、吉沢が冒頭の和やかな笑顔から一変、憎しみ・怒り・軽蔑など様々な表情を見せ、復讐に身を投じダークサイトに染まっていく鬼気迫る演技。さらに杉咲も「世界は変えられる」という活き活きとした姿から、最後には「気持ち悪い」と蔑む表情を見せ強烈な印象を残す。個性豊かな新キャストも怪しげで深みのある姿を見せた。
また、BLUE ENCOUNTが歌う主題歌「ユメミグサ」の音源も初解禁。青春の儚さや夢、後悔や葛藤、そして捨てられない希望など複雑な感情を美しく切ないメロディーと繊細な言葉で表現した。